アンケート結果:2025年度

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BIM/CIM・i-Constructionにおいては、「設計・施工のデータ連携」による建設工程の全体最適化が本来の目的です。しかし、現実には発注方式や設計段階と施工段階のデータフォーマット・属性情報など多岐にわたる課題により、スムーズな連携ができていないのが現状です。

こうした課題の解決に向けるための取組みとして、会員企業にアンケートを行っております。

以下結果について取りまとめ、公表いたします。

<アンケート概要>

対象:いわて建設ICT活用協議会 会員(無記名)
回答数:13件
アンケート日時:2026年1月
アンケート方法:GoogleFormによるオンライン


コンサル・施工会員への共通質問

Q1.自社においてBIM/CIMまたはi-Constructionへの取り組みを行っていますか?

Q2.BIM/CIMまたはi-Constructionへの取組みにあたっての懸念事項を教えてください。(複数回答)

Q3.BIM/CIMi-Constructionは生産性の向上や人手不足の解消に役立つと思いますか。

Q4.BIM/CIMi-Constructionの推進にあたって必要と思われるものは?(複数回答)

コンサル会員への質問

Q5.BIM/CIM i-Construction対応の使用ツール

施工会員への質問

Q6.i-Construction対応の使用ツール

コンサル会員への質問

Q7.2023年から2025年までの3年間のBIM/CIM対応業務(施工データ作成を除く)の実績件数を教えてください(発注先問わず)。

Q8.BIM/CIMの活用実績のある方に伺います。実際どのような効果を得ることができましたか?(複数回答可)

Q9.実際の業務にあたっての課題・問題点を教えてください。

  • 需要を喚起するためのモデル事業の試行
  • 特段ツールがなく、3次元から積算ができない。できてもかえって面倒。
  • いまだに紙社会。
  • 点群データよりも「エッジが出ている」実測横断が正しいと思い込んでいる人がいる。
  • フロントローディングも良しあし。詳しくないなら現場に任せた方がよい。

施工会員への質問

Q10.2023年から2025年までの3年間のICT活用対象工事(i-Construction)の実績件数を教えてください(発注先問わず)。

Q11.ICTの活用実績のある方に伺います。実際どのような効果を得ることができましたか?(複数回答可)

Q12.現状のICT活用工事にあたって、設計の2D図面から施工に必要なデータを作成していると思います。この現状についての意見をお願いします。

Q13.実際の工事にあたっての課題・問題点を教えてください。(自由回答)

  • 受注者側で設計データを作成するのが面倒。現場を進めながら設計データを作成して、というのは結果的に現場がタイトに進むこととなり、デメリットのほうが強く感じられてしまう。
  • 設計データを作成した後に、計画変更となりそれに対応するために、複数回設計データを作成することになる。軽微な修正計画を除き、限られた技術者で対応している地方の中小企業では作成者の負担が大きい。また、ICT導入の工種によっては、特殊な建機の使用であれば、建機とそのオペレーターが限定的であり、日程調整が必要となるため、さらなる活用工事・建機の普及がなければ、とりくみやすい大企業に活用工事導入が偏在されざるを得ない。
  • ICT活用工事の受注実績が少ないため、必要に迫られていないのが現状
  • 土木分野において、構造物施工や維持修繕などに活用する技術が普及していない。小規模工事への普及も課題に。
  • 受注、実業務の経験がないので何とも言えない。
  • 現場ごとで課題が変わるが、その状況に応じた柔軟な対応ができていない
  • 重機にデータを入れる作業は、重機メーカーに依頼し、お金もかかる。
  • 仕事量の確保
  • 多工種への技術開発
  • ICT活用工事の発注形態が増加しており、それに対応できる技術者や、計測・解析を行う機器が不足するケースが発生している。

コンサル・施工会員への共通質問

Q14.調査・設計・施工・維持管理の建設工程全体の最適化に向けて、ご意見がありましたらお願いします。(自由回答)

  • 発注者の、ICT全般の理解深度の平準化を図るための、発注者側主導の取り組みを増やしてほしい。受注者側としては、取り組みが公共における工事結果にまでコミットしないと旨味を感じづらく、裾野が広がっていかない。
  • 精度基準に対応可能なソフトウェア・建機の開発・向上が必須であり、施工を理解しているものが、ソフトウェア・建機システムの開発にアドバイスできるような体制が必要である。詳細設計発注時の調査で不足がある場合、工事の段階で計画変更となり、工期延伸となった場合、早期に対応できるようなシステムづくりが必要である。設計変更により大型構造物などが変更となった場合には、製品の発注自体も時間を要するため、現地で3Dで構造物を作成し、対応できるようなシステムがあれば良いと考える。
  • 施工実績がすくないため効果を実感していない
  • 業務のリレーションが必要と感じています。
  • まずはCDEの整備。行政の枠組みや時代を超えて活用できる強固なデータストレージの構築が急務。
  • 「フォーマットの標準化」に時間を取られすぎている。今やらなくてはならないのはデータの保管場所を定めること。データ形式のような微細な議論ではなく、国や市町村を含んだ日本全体のプラットフォーム構築が先とかんがえる。実際のところ、データフォーマットが統一しなくても、お互いにやり取りできる形式で交換しているので大きな問題はない。
  • 発注者が全体に関与し、かじ取りをすべき。それぞれの段階で、問題点・課題を事情聴取すべき。そのうえで、全体会議の場を設けての、協議が必要です。施工業者としては、 ICT活用に明るい専任者を決め、社内に広める活動が必要。実施しようとしているが、遅々として進まない。専任者に、現場を担当させることも多々あるからです。余裕のない会社には、なかなか難しいことです。
  • 設計~発注者~施工のリレーション
  • 私の地域では、ICTの出来形管理に関する機器やソフトウェアは概ね揃えられているものの、各工種に対応したICT建設機械については、リース会社および自社保有機を含めても、一般的に普及しているとは言い難い状況である。現状ではICT建機をリース会社に依存しており、社会全体においてICT建機が「当たり前に利用できる環境」とならなければ、本格的な普及は進まないと考えられる

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